老人性難聴には骨導型の補聴器は効果が無い?どういう人なら合う??

 

 

今日は補聴器の中でも骨導型補聴器と呼ばれるものに関して話をしていきたいと思います。この骨導型補聴器ですけども、結構有名だと、なんで有名と感じるかといいますと、例えば介護施設。もしくはケアマネジャーさんなんかとお話をしていますと、骨導型補聴器っていいんでしょうか?ということでよく質問されることがあります。

 

これなんでかなあということで考えてみたんですけど、よく介護業界の方が参考にされる教科書、テキストなんかに補聴器のことも一応書いてあると。その中で通常の補聴器とともに骨導型の補聴器という記述もありまして、そのインパクトがどうしても残ってるんじゃないかと。あともう一点はですね、骨導っていう言葉の響きですね。骨導の骨っていうのは骨の導きと書いて骨導なんですけど、骨っていうほねの響きがですね想像以上に聞こえるイメージを持っている、魔力のある言葉何じゃないかと思います。

 

そこで今日は骨導型補聴器が本当に効果がある方とそうでない方、ここをちょっとハッキリしておきたいなということでお話したいという風に思います。この骨導型っていうのはですね、どこに当てるものか、付けるではなく当てる、アップにしますと私の顔がありましたときに後ろ向きましてこの耳の後ろのところですね、突起があるんですけど、ここのところが広げやすい骨の響きのところになります。ここに当てるでどういうふうに触っていくのかちょっとイラストを書いてみました。

 

これ、赤く書いてるところが骨導型の補聴器あたってる所というふうに考えていただきまして、こっち側に耳があると、通常の補聴器は耳の中に補聴器を入れて外耳、中耳、内耳と呼ばれるかたつむりなんかがあるところ、蝸牛と言われますが、そこに通常の補聴器っていうのは三段階、外耳内耳中耳というふうに触っていく形になります。

 

それに対して骨導のほうは耳の中に入ってませんので、ここの耳の骨の突起のところ、1番音が感じやすいと申し上げましたが、ここから内耳にショートカットしていく形になります。結果どういうふうになるかと言いますと、耳の中に入れるよりも内耳の方にダイレクトに入れたほうがよく聞こえるという形になってまいります。結果から言いますと、内耳側の聞こえが良い方に関しては骨導型の補聴器非常に有効であると、なおかつ耳の中から伝えた場合には音を伝える経路、外耳中耳内耳とあって外耳中耳に問題がある場合には耳の中の補聴器つけることがどうしてもしんどいと、音量不足であるというようなことがありますと、かえって逆に骨導型の補聴器を使ったほうが良い場合は往々にしてあります。

 

ただ注意点っていうのが必要でして、高齢者の方は骨導型補聴器はどうかというふうに申し上げた場合には結論からいうと向かないという形になります。数年前に骨導型の電話ということで大々的に骨導型、騒音下でも聞こえますよっていうことでPRされたことがあったかと思います。実際なんで無くなったかと言いますと、電話の聞き取りに困ってる方っていうのは健常者じゃなくて難聴者、特に高齢者の方が多いので、その高齢者の方が骨導型の電話ということでイメージだけ先行して聞こえるんじゃないかっていうことで思われた方も多いんじゃないかと思います。

 

結果どうなったかと言いますと、今骨導型の電話は出回ってないように、結果から申しますと高齢者には向かなかったという形になります。なので逆に向いてる方はどんな人かといいますと、例えば中耳炎の手術をしてどれだけハイパワーの補聴器をしてもちょっと音が物足りないといったかたは逆に耳の裏側あてる骨導型がイイ場合、あとは耳がどうしても生まれながらにして奇形といいますか、閉鎖している状態とか、手術をしたけれど思わしくないという方に関しては骨導型を使うことによって効果がある場合っていうのがあります。なのでどうしても目立ちにくいポケット型とか大きなかけるタイプが嫌という方でカモフラージュ的にメガネのつるが骨導型の補聴器になってまして、そこを当てて付けるというのを好まれる方は非常に有益なのではないかと思います。

 

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